ありったけの愛を込めたジュエリーで世紀の大告白。ロマン溢れるセンチメンタルジュエリー
こんにちは!
駆け出しジュエラーYUKAです。
突然ですが、皆さま!!
「愛の告白」した事ありますか?
ジュエリーは遥昔から愛を表現する手段として使われてきました。
それは現代に至ってもそうです。
でも、しかし!!!
むかーしむかし、
ジュエリーに込められた愛の形は今では考えられない程ロマンチックでした。
今回は、そんな愛を表現したジュエリーの中でも1800年代前後に流行ったセンチメンタルジュエリーについて紹介したいと思います。
奥ゆかしい秘めた想いをジュエリーに託して相手に届けています。
まぁ名前から凄く想いがこもってそう。www
センチメンタルジュエリーには愛とロマンがぎっしり。
センチメンタルジュエリーは主にヨーロッパでブームとなりました。
どんなジュエリーかって?
故人や大切な人への愛情をジュエリーによって表現したものです。
なので、本来センチメンタルジュエリーには故人への想いを形にしたものも沢山あるのですが、今回は「愛」を形にしたラブジュエリーについて触れていきたいとおもいます。
目は愛を語る。
かの有名な不朽の名作「カサブランカ」でのフレーズ
"君の瞳に乾杯"
そんなフレーズが聞こえてきそうなジュエリーがあります。
1780年代より流行したのは、
なんと最愛の人の片目だけが描かれた
ミニアチュール(肖像画)
この片目だけが、
持っている人の最愛の人が誰なのかを
知る手がかりとなる
ちょっと謎めいたジュエリー。
でも、持っている自分だけが知る
愛の秘密の様でロマンを感じませんか?
モチーフから愛の告白を
愛の告白をするのはとてつもなく緊張しますよね。そして面と向かって愛を伝えるという事はとても勇気のいる事です。
センチメンタルジュエリーでは、
様々なモチーフを使い、
愛する想いを形にして相手に伝えました。
それは、
動物であったり、花や神話に登場する物や人物にメッセージを託し、
贈られた相手は、贈ってくれた相手を想い身に付けました。
そんなメッセージ性あるモチーフを
いくつか紹介したいと思います。
この時代、
婚前前の男女は頻繁に好きに会ったり、
できる時代ではありません。
手紙のやり取りだって
今のようにはいかなかったとおもいます。
そこで、
相手の愛を身につけられるジュエリーは
大切だったのです。
アクロスティックジュエリー。想いの暗号を解け!
19世紀初めには並べた石の頭文字で想いや個人的なメッセージを綴るあそびがジュエリーに託され、流行しました。
その名もアクロスティックジュエリー。
例えば
そして、
モチーフとこの文字遊びを合わせたジュエリーも!
さて、皆さま。
上記で紹介したモチーフの意味を覚えていますか?
この秘めた愛の暗号を解いてみて下さい。
どの様なメッセージが読み取れるでしょうか。
さて分かりましたか?
はめ込まれた宝石の頭文字を読み解くと
REGARD 敬愛
モチーフの鍵付きのハートの南京錠
私の心を開く鍵は貴方の手に
となっています。
この宝石による文字遊びは
あのナポレオンも二番目の妃であるマリー・ルイーズへのプレゼントとして3本のブレスレットを送っています。
3本共に違ったメッセージが込められているのですが、ナポレオンの名と生年月日を表したものや出会いの日と婚姻の日を表したメモリアルなメッセージ性が込められています。
ロマンチックな告白はジュエリーで
センチメンタル ジュエリーは
いかがでしたか?
昔は今とは違い
好きな時に自分の想いが伝えることが難しい
事も多かった分
この様なメッセージ性溢れたジュエリーが生まれました。
今は好きな時に自分の気持ちを相手に伝える事ができます。
良く考えたら凄い事です。
皆さま。
世紀の大告白をする際には、
ジュエリーに託してみませんか。