YUKAのたまて箱

30代!駆けだしジュエラーのドイツ生活

YUKAのたまて箱

『時』はチャンス。後悔しないための、時間に対する考え方。

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こんにちは!YUKAです。

今日はこれから、「時間」についてお話ししたいとおもいます。

 

時間は進むばかりで、

立ち止まってもくれないし、

戻ることもありません。

 

なぜ、人はあの時に戻りたいと思ったり

後悔したりするのでしょうか。

時間は人から多くの事物を奪うだけでしょうか。

楽しかった時間は一瞬ですし、

若さによる美貌も衰えます。

記憶力や体力も。。。

大切な人も時間が奪ってしまいます。

 

そこで

私の経験を振り返りながら

時間に対する考え方、

後悔しない"マインド"

私なりにお伝え出来たら良いなと思います

 

戻りたい時間。〜その理由は何故なのか。

 

皆さまには戻りたい瞬間、『時』がありますか。

多くの人が首を縦に振るのではないでしょうか。

戻りたい理由は人さまざまだとおもいます。

後悔しているからなのか、楽しかったからなのか。

私にも、戻りたいと思う『時』があります。

それは数年前に遡ります。

 

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念願だったイギリスへの留学。

期待と希望に毎日、出発の日をカウントダウンし、胸をおどらせている『時』です。

それは27歳を迎えた私にとって、たった1人で挑む大冒険でした。

早く時間がすぎて一刻も早く飛行機に飛び乗り、憧れの地へ足を片一方でも踏み入れたかったのです。

なぜ、イギリスだったかと言いますと、

時間を更に十年前に遡ります。

高校二年生時のに、学校のプログラムに参加し二週間のイギリス研修へ行きました。

初めての海外。

当時から英語に興味があったので、英語圏の国に行き英語を学びながらその国の文化について学ぶというのは当時の私にとって、とても魅力的であり何よりも忘れ難い経験となりました。

 

イギリスから日本へ帰国する際には、帰りたくなかったのか高熱を出し意識も朦朧とする中、いつか絶対にこの場所に戻ってこようと決心したのを鮮明におぼえています。

 

それからちょうど十年がたち、その念願だったイギリスへと再び訪れたのです。

そこでは素晴らしい出会いがたくさんありました。

出会いと別れの連続でした。

様々な文化と考えに触れました。

仲良くなったイスラム教のトルコ人の男の子はよく大英博物館へ足を運んでいました。

そして私に

その魅力について語ってくれたのですが

それと同時に彼は言います。

 

「何故イギリスに膨大な数のトルコの芸術品やオスマン帝国時代の貴重なものが展示されているのか。。。自分の国の物なのに。。。」

 

また、トルコでテロが起こってしまった時にはこう言いました。

 

「イスラムという言葉の意味は平和という意味なのだ」

 

泣きそうになりながら言うのです。

 

私には、大英博物館へ足を運び、

憤りを感じることも、

宗教により差別を受けるようなこともありませんでした。

 

その他にも様々な出会いがありました。

陽気で裏表のないイタリア人、

寛容的なスイス人、

自由なブラジル人、

美人でシリアスなロシア人。

 

彼らと過ごした『時』に戻りたくてたまりません。

 

帰国前日、別れに耐えられず泣いていると、友人の一人がいいました。

 

限られた時間だったからこそ、濃密な時間を過ごせたんだよ

 

彼はきっとその時、タイムリミットがあったからこそ、

その限られた時間の中みんなで一日一日を無駄にせず一緒に過ごし、

様々な経験ができたという事を。

出会いあれば、別れあり。

ということを伝えてくれたのだと思います。

 

そして、私はその夜出国便の確認をして真っ青になったのです。

出国日を勘違いし、その泣いていたときすでに飛行機は空へと旅立っていた時でした。

 

さて話は変わりますが、

2016年に公開された。

ジョニー・デップ主演の映画

『アリス イン ワンダーランド 時間の旅』

は見たでしょうか。

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映画の内容は原作とは少し異なった内容となっていました。

映画のなかでアリスは時の旅に出ます。

過去を旅し事件を解決しようとするのです。

そして最後、アリスが時(TIME)に語り掛けます。

 

私は今まで、時間は泥棒だと思っていたわ。

私が愛したものは全て盗まれてしまうと思っていたの。

でも。。。

今は理解できるわ。

 あなたはいつも持っていく前に与えてくれていたということを。

 そして、毎日は贈りなの。

毎時間、毎分そして毎秒もね

 引用: 映画「アリス イン ワンダーランド 時間の旅」

 

私の友人が言ってくれたこともつまり、そういうことのように今は感じます。

 

『時』から与えられたチャンス。

 

皆さまは過去を振り返り、

現在を生き、

未来を見据える中で

『時』と、どの様に向い、考え、行動しますか。

 

27歳でイギリスへたった1人で向かった私。

あの時の行動は振り返ってもなにも後悔していません。

迷って迷ってやっとの行動でしたが、

全て1人で調べあげ、手配し、

誰一人知ってる人がいない異国へ旅立つことは不安も沢山ありました。

 

イギリスへ滞在中も沢山の試練がありました。言葉の壁だけではなく、

人との向き合い方や、文化の違いから生じる誤解。トラブルへの対処。様々な手続き。

 

泣くことも帰りたいと思うこともありました。

 

今となっては、

全てが私の糧となっています。

 

あの時、迷ってばかりで行動しなければ。

今の私はありませんし後悔だけが残ったと思います。

 

イギリスへ行ったからこそ、

進みたい道を見つけて

進む事ができました。

 

戻りたいと思う時間。

その理由を今一度考えてみて下さい。

後悔からなのか、

充実した日々だったからなのか。

 

過去には決して戻れないかもしれませんが、

過去から学ぶ事はできます。

 

時間は常に人にチャンスを与えています。

奪うこともしますが、

まず与えているのです。

 

その与えられたチャンス(時)を

活かすのも殺すのも

あなた次第です。

 

さて、今この与えられた時間を何に使いますか。

 

時は金成とも言うように、

一分一秒が大切な瞬間であり、

贈り物なのです。

考えてみてください。

時が与えてくれたものを。

そして与えてくれるものを。

 

後悔しない為には、

時間と向き合うという事です。

自分の過去、現在、未来を見つめ

自分としっかり向き合い

過去から学び、現在に活かして、未来に進む。

自分で考え、行動に起こす!!!

他力本願ではなく、自分が動くのです。

 

そして、

時間が与えてくれたものを考えた上で

行動してみて下さい。

 

きっと『時』がチャンスを与え、それを掴む事が出来るはずです。

 

 

 

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