あつまれ4月生まれ!ダイヤモンドの輝きは星より勝る。
こんにちは!駆け出しジュエラーYUKAです。
ポカポカとした日差しが気持ちの良い季節になりましたね!
大きく環境が変化する季節である4月。
キラキラ輝く季節です。
今月の誕生石はダイヤモンド!
宝石の王様と言われ、知らない人はいないのではないでしょうか。
キラキラ星の英語歌詞では
♪星が、まるで天空のダイヤモンド
と歌われています。
ということで、
夜空をも輝かせるダイヤモンドの知らない世界を
駆け出しジュエラー
YUKAと覗いて見ましょう!
- ダイヤモンドが産まれるまで。象80頭!?
- 「征服できない」力を持つダイヤモンド
- ダイヤモンドは永遠の、、、
- 4つのC?〜4Cで価値が決まる!
- 本物の輝き?合成ダイアモンド。〜人が造り出す輝き
- 夢を与える石
ダイヤモンドが産まれるまで。象80頭!?
世界一の人気を誇るダイヤモンド。
産み出されたのは何億年も前。
最も古いダイヤモンドは、
な、ん、と!
およそ35億年前に形造られたんだって!!!
そして、そのダイヤモンドが産み出されたのは地球の奥深く。
ルビーやサファイア、エメラルドと言った宝石が産み出される場所よりも遥か奥深くに位置するマントルで産まれました。
マントルとは地上から数百km奥深く、地球の内部にある核の外側の部分です。
そして、
ダイアモンドが産まれる条件は、高温高圧。
物凄いエネルギーが必要です。
どれくらいかと言うと、
温度1000〜1300℃。
考えるだけで溶けそう。
圧力5〜6ギガパスカル。
このパスカル、どれくらいの圧力か想像を絶する。
例えると、
足自体粉砕どころか無くなりそう。
そして、マグマの禍々しい力強く激しい噴火によってダイヤモンドは私たちの住む地上へと急上昇してきます。
ダイヤモンドが産まれて私たちの手元を輝かせるまでにはとてつもない”時”と”エネルギー”が必要なのです!!
“永遠の輝き”と言われるのも頷けます。
「征服できない」力を持つダイヤモンド
ダイヤモンドは「征服できない」と言う意味を持つギリシャ語”アダマス”(adamas)から名付けられました。
まさに!宝石の王様にふさわしい名前。
でも、なぜその様な名前?
ダイヤモンドのイメージと言えば”輝き”なのでは?
実はダイヤモンド、
昔は輝く石とは思われていなかったのです。
むしろ”鈍い輝き”と思われていました。
近年まで自然界で世界一の硬さを誇っていたダイヤモンドは、
今から2300年程前にはすでにインドでは知られていました。
当時は輝く石と言うよりは硬くて珍しい石と言う認識だったようです。
そんなインドでは、
私の憶測では、
きっと硬くて綺麗に磨く事が出来なかったから言い訳としてその様に言っていたのかなぁ。
と思っています。www
ヨーロッパなどでは呪力があると思われ、
中世になると”毒物”として恐れらていて、
現代からは考えられない。
今でこそ輝く美しい宝石として
絶大なる人気を誇り、人々を魅了するダイヤモンドだけれど、過去を振り返るとダイヤモンドの価値は硬くて希少な為だったようです。
毒薬と捉えられていた歴史を考えると人気のある宝石では無かった様子。
でも珍し宝石ではあったので、
権力や富を象徴する為にジュエリーなどに使われていました。
“硬くて鈍い輝き”から”永遠の輝き”へ
さて、ダイヤモンドは硬くて鈍い輝きだと思われていたのが、
[答えは]
カットの技術の向上と進歩!
変化をみていくと純粋に人の向上心と技術力に拍手。
宝石表面からの光の反射だけでは無く、
面であるファセットを作り、石の深さを考え
より多くの光を内面に巡らせ反射させることで
外からも内からも光が目に届くカットを、時代と共に改良を重ねながら現代の永遠の輝きを誇るダイヤモンドになりました。
ダイヤモンドは永遠の、、、
今や婚約指輪といえばダイヤモンドですが、
ここ最近のことと言っても良いかもしれない。
1度は聞いたことがあると思われるこのフレーズ!
ダイヤモンドで有名な企業”デビアス”が生み出したこのフレーズによってダイヤモンドは一気に婚約指輪=ダイヤモンドという地位へ駆け上りました。
中世の時代からすでに指輪は婚約の印として根付いていたものの、
ダイヤモンドが婚約指輪にセットしてされているのは”当たり前”ではありませんでした。
ダイヤモンド=婚約指輪となったのは
なんと!
キャンペーンの賜物。
それはアメリカからスタートされました。
初めはダリやピカソと言った有名絵画が広告に使用されました。
そして、1939年に公開されたあの不朽の名作「風と共に去りぬ」のワンシーンでは主人公であるスカーレットが、ダイヤの指輪を婚約指輪としておねだりするシーンが!!!
が、しかし、、、
この年(1939年)にダイヤモンドの指輪を貰った花嫁はアメリカで僅か10%のみ。
そして生まれたのがあのフレーズ。
デビアスが1947年代にこの広告フレーズを打ち出し、
1950年代にはダイヤモンドは女性の親友となり、
1990年代までにはダイヤモンドを貰う花嫁は80%となりました。
その波は我が国日本にも!
1967年に広告をスタート。
この時点でダイヤモンドを貰う花嫁はほぼ0%だった様です。
その20年後には、驚異の70%に!!!
1990年代には同じコピーで中国へ。
言わずと知れた同じ結果となり、
世界中で婚約指輪=ダイヤモンドというイメージが定着しました。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」
は、正に広告史上最も成功したコピーライトの1つ!
今となっては、婚約指輪にダイヤモンド以外こ宝石を選ぶ人はなかなかいないと思います。
皆さまやその周りはりどうでしょう?
そして女子の皆様
やっぱりダイヤモンドがいいですか?
4つのC?〜4Cで価値が決まる!
ダイヤモンドは他の宝石、
例えばルビー、サファイア、エメラルドなどよりも価値の基準が明白です。
その基準を示すのが”4C”というシステムです。
さてはて、
•CUT カット→浅すぎず、深すぎず。
•COLOR カラー →無色or鮮やかな色
•CLARITY クラリティ→透明で混入物がない
•CARAT カラット →大きさ(重量) 1ct=0.2g
この4つの頭文字を取って4Cと言います。
この4Cは主にカラーレス(無色)ダイヤモンドをグレーディング(格付け)する時に最も適したシステムです。
カラーダイアモンドの場合、
価値を定める最も重要な要素は
色!色!色!
なのです。www
本物の輝き?合成ダイアモンド。〜人が造り出す輝き
ここ最近、人の手によって人工的に造り出す合成ダイアモンドが注文されています。
国際宝飾展なんかに足を運ぶと、年々合成ダイアモンドのブースが増えてきている。
皆さんは、人工、合成ダイヤモンドはどの様なイメージを持っていますか?
うそもの?
と思う方。多いのではないでしょうか。
それは、、、
自然界で生み出されたか
人の手により人工的に造り出したか
それだけです。
原子的な構造は全く同じ
どちらも炭素原子1つが他の4つの炭素原子と結びついた形。
それがダイヤモンドです。
よって輝きは変わらず
つまり、パッと見てダイヤモンドが天然か合成かなんて場数を踏んでいる宝石のプロだって見分けるのは至難の技。無理と言ってもいいと思う。
鑑定するにはラボで専門的な機械で検査が必要なの。
さらに、ここ最近では
フェイクファーしかり、とうとう宝石までといった感じですが、、、
膨大な電力、エネルギーを使って作り出す合成ダイアモンド。
はたして環境に優しいかどうかは私YUKAは疑問。
やっぱり天然ダイヤモンドと比べると価格は安い合成ダイアモンドですが、2018年にU2のボノと芸術家のダシアン•ハーストが主催するエイズ支援オークションにて、合成ダイアモンドの指輪が出展されて、なんと約2900万円で落札されたの!
素敵な指輪だと思いませんか?
デザインしたのは、Apple社のジョニー•アイブとマーク•ニューソン。そしてレオナルド•ディカプリオなどが出資しているダイヤモンドファウンドリーが落札者の指のサイズに合わせて製作されたんだって。
関わっている人たちのネーミングだけで価値が付きそうなリングですよね。
あと、個人的に凄く良いなと思うのが
天然の物だと下手すると1ct億単位の価格となるカラーダイアモンド。
手にできる人は一握り。
そんなカラーダイアモンド合成だとお手頃価格で手に入れる事ができます。
2020年。あのスワロフスキーがパリで16色の合成ダイアモンドコレクションを発表したの!凄くキレイ。
合成ダイアモンドのおかげで、これからますますデザインの幅が広がって、目を見張るような魅力的なジュエリーが生まれるのでは?と、この駆け出しジュエラーYUKAは密かにワクワクしているのです。
合成宝石には合成宝石の魅力が有ります。
そして、これからの時代
合成ダイアモンドを目にしたり手に取る機会が多くなります。
皆さんは、合成ダイアモンドどう思いますか。
合成ダイアモンドなのに天然と偽るのはNGです。
でも、最近は小さなメレダイヤモンドだと、気がつかずに合成ダイアモンドが紛れている事もあるそう。
個人的に天然が素敵だなと感じるのは、やっぱり自然界が自然の力で創り出したという神秘性を感じるから。あとは希少性!
夢を与える石
4月の誕生石ダイヤモンド。
皆さんいかがでしたか。
何か新しい発見ありましたか。
ダイヤモンドは遥昔から人々に夢を与えてきました。それは富や権力であったり、現代では女性にとって夢の宝石ではないでしょうか。
キラキラと星の如く輝く、とてつもなく硬いダイヤモンド。
もし、お持ちであれば大切にして下さい。
そして、最後に。
ダイヤモンドも割れます!w
世界一硬いと言われるダイヤモンドですが、
ある一定の方向からの衝撃には極端に弱く割れます。
なので、丁寧に扱って下さいませ!
それでは、
来月は5月!
緑色の代名詞ともなっているエメラルドです。吸い込まれそうなほどの美麗なエメラルドの魅力お伝えします。